私とキミの距離



「……えっ!?」




顔をおさえながら倒れてる。
その男の子は殴られたんだと理解する。


でも、いまいち状況が理解できずに慌ててると、


「だいじょーぶ?」




ゆるい声が上から響く。



だ、誰?と思い、後ろを見ると


そこにいたのは……





「えっ……と……高畑、くん?」




同じクラスの高畑 秋斗(たかはた あきと)くんだった。

< 139 / 382 >

この作品をシェア

pagetop