私とキミの距離

◇届け


ーー



『明日の時間割り教えて!』





ケータイを片手に、ベッドへ寝転がる。



篠田くんからのメール。




たったこれだけ。


学校の話。




たった、それだけなのに嬉しくてたまらない。



今までだったら、メールなんて有り得なかったから。




だから、どんな内容でも嬉しくて、幸せでたまらないんだ。
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