私とキミの距離


「本当にごめん。じゃ…」



「うん」



なんとも言えない表情のまま
たくさん女の子たちが待つ廊下へ行った。



篠田くんが教室をでてから、体の力が抜けてしまって椅子に座り込む。




「…はぁ」



ただいきなり話しかけられただけで
ここまで緊張するとは。

返事もビミョーだし、
うまく笑えてる自信がない。
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