嘘と煙草と君とチョコレート
Miscast
「はっ!?えっ!?どういう事!?」

小さなカラオケルームに優希の声が響いた。

「いや、そういう事。
で、その時林さんが----」

淡々と話を続ける私を見て、
優希は目をまん丸にして驚いている。


昨日、私は林さんと花火をした。
すごく嬉しかったし、
一夜明けた今でもまだ胸がドキドキしてる。

だけど、林さんの言った言葉がどうしても引っかかる。
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