嘘と煙草と君とチョコレート
「ねぇねぇ、何これ?
この手紙〜。ククッ」

ハッと我にかえった私は、
顔が真っ赤になった。

「え・・・えっと・・・
ラブレター?」

少し首を傾げて言うと、
ケータイの向こうの林さんは笑った。

完全に爆笑。

「だわな。
"どうなん?"って何!?」

・・・まだ笑ってる。

「もぉ〜!何で笑うの!!」

私は頬を膨らませて怒った。


いや、怒ったフリかな・・・?
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