嘘と煙草と君とチョコレート
「じゃあ、またストリート・・・じゃなくて、
"流し"見に来ますね!!」

「おぉ!!また来てね〜♪」


大きく手を振って林さんと別れた後、
何気なく後ろを振り返ってみた。

さっきの女の子達が顔を真っ赤にしたまま
林さんと話しをしている。

「林さん、モテるね〜。」

優希が感心したように
ウンウンと頷きながら言った。

それもその筈。

整ったルックスに
柔らかい笑顔、
それに加えて気さくに話し掛けてくる人懐っこさ。

女が放っておく訳がない。


無数のライバルの予感・・・
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