先生、教えて。
──────
───────…
翌朝、スウェット姿でのそのそ現れた八代に
二菜は内心やりきれなさを感じながら味噌汁とおにぎりの皿を渡した。
「わー、うまそ。サンキュ」
「どう致しまして」
何とか笑ってみせると、八代は一瞬探るような表情で二菜を見つめ
すぐにへらっと笑う。
「良いお嫁さんになるぞ」
「褒めても朝食しか出ませんよ」
「えーじゃあ取り消すー」
おい。
二菜の呆れたような表情に、八代は頬を緩め皿をテーブルに置く。
そして優しい手で、二菜の頭を撫でた。
「嘘だよ」