消せない痛み
タイトル未編集
何度掻き消そうとしても消えてくれない


バカみたいに騒いだって


いつだって私の中にある


あなたはもうとっくに


新しい一歩を歩いてるのに


私だけがまだ取り残されてる


消えない痛み


見えない傷


刺し傷みたいに私を蝕む


同じ痛みを抱えた人なんかいないんじゃないか


そんな独りよがりの卑屈さが少しずつ広がって


光さえ見えなくする


たかが恋をなくしただけ


そう笑われるんだろうか?


強がりで意地っ張りな私は


この痛みを誰かに伝える事さえできずに


今日も一人


空っぽの笑顔を張り付け


ただ生きている



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大学で古文書研究室に所属する『長谷川圭太』は、教授に誘われて、地図上に存在しない、廃村となった村に出掛けることに。 そこで圭太が目撃することとは? ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー 初めてホラー系を書いてみます。 他で短編は書いてましたが、多分長編になると思います。 お付き合いいただけたら嬉しいです。

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