日々共に一緒に笑おう


そこはね!?

私が、邪魔なの承知で、もぐり込む場所であってね!?

決して招致されて、いそいそ行く場所ではないんだよ!!





すっかり酔いどれている事が判明してしまった哲は。

そうなの…、と素直にがっかりした顔をして。


なんとなく覚束ないような手付きで、シュガーパウダーのまぶされたクリームパンを、ちぎり取った。



「はい」



…どうしてこんなに挿し餌をしたがるのか。

哲は仕方なく口を開ける私に、クリームパンを何度か押し込むと、ふと動きを止めた。



今度は何だ、酔っ払いめ、などと冷たく思う私の目の前で。

哲は呆然と、自分の指先を見つめている。




「……蜜」

「………なに」

「…指…粉とクリーム付いた」


…なんか…俺、やだ。
 



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