百年分の愛を少しずつ
少しずつ


*


「あ、あのっ…」


「ん?」



見えるのは貴方の顔と、天井のみ。



「こ、この状況は何でしょう…か…」


「何って、襲うところ」



真顔でケロリと言ったこの人はあたしの恋人、律斗(りつと)さん。


うわぁ!この人普通に言いやがった!!!
なんで襲われなきゃいけないんだ!!!




まあ、それは少し前に遡るわけで…






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