僕が恋した、13歳年上のお姉さん  
懐かしい・・・


昔はいつもこうやって私の手を引いて、
連れて帰ってくれた。

泣いてる私の手を引いて一緒に歩いてくれた。


この繋がれた手が・・・

嬉しい・・・


柊哉は私がどこかに行けば、
いつも迎えに来てくれた。
道に迷えば必ず探しに来てくれた。


悲しいことや、苦しいことで迷ってしまって、
柊哉は必ず私を探してくれる、見つけてくれる、

そばにいてくれる。


だから私はいつも迷わず笑顔でいられた。



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