僕が恋した、13歳年上のお姉さん  
「ハァハァ・・・」


新神戸駅に入ると改札口へと向かう。


入られへん? 入場券か?


柊哉は急いで入場券を買うと改札口を抜けた。


『東京行き、発車いたします』


東京行きの発車を知らせるアナウンスが流れる。


「彩菜ぁ!」


柊哉は走って階段を駆け上がる。


彩菜、彩菜・・・


柊哉が階段を駆け上がりホームに着くと、
新幹線は発車して動き出していた。


「彩菜・・・」


徐々にスピードを上げ新幹線は加速していく。


「うそや・・・彩菜・・・
行かんといてくれ・・・
行かんといてくれよ・・・
彩菜ぁぁぁー!」


柊哉は走り去って行く新幹線に向かって彩菜の名前を叫んだ。


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