ルーツ
その様子を見て裕未は
ゆっくりと笑いだした。



その笑いは夜空に響き
こだまする。





平野は横田に代わって拳銃を突きつけながら
裕未に尋ねる。



「思い出したか?すべてを。
そしてお前に一番聞きたいことがある。





おまえは、




おまえはルーツなのか?」



平野の言葉には何も答えず裕未は夜空を眺める。
そして一言つぶやいた。




「星がきれい…」

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