〜一方通行の恋〜

始まりかけた一方通行

やっと入学式が終わって今は先生がいなくて自由時間状態。
もちろん梛咲は私の席に来ています!
「ねぇねぇ稚捺 今日暇?」
「ぇ?暇だけど…?」
「だったら今日半日だしゲーセン行かない??」
っえ~!何で??あんなとこチャラい男子の聖地じゃん!
「え~…そーゆーとこにが、、」
「OK!じゃあ決定ねっ!2時に駅前集合~!!」
「はぃ~!? 私まだなんも行ってないんですけど!」
「え。行くって言ったじゃん、い~く~よ~ね~??」
「………。」

午後2時、駅前。
「あ、稚捺~!早かったね!」
はい、来ちゃいました。。私脅しに弱いのぉ!!
「う、うん、、まね  …あはは~」
「うんうん、よろしい! じゃあまいりますかっ!!」

ってわけでゲームセンターに来たんだけど、案の定…
「あっれ~? あそこにいるの暁希くんと輝夜くんじゃなぁ~い???」
「……梛咲、あんた最初っからこーなるの狙ってたんじゃなぁい!!!!!」
「、、ばれちゃった?」
「分かるに決まってるでしょ!急にゲーセンとか言ってくるし!」
「だって~…暁希くんと輝夜くんが学校でここに来る約束してたんだもんっ!」
「はぁ…、、まぁばれなかったら許してあげる」
「っえ!話しかけないの!?」
なんでそんな驚いた顔してんのよ…まだ今日会ったばっかなのに
「あれ?稚捺ちゃんに梛咲ちゃん?」
「「え”っ!?」」
ば~~~~~れ~~~~~た~~~~~!!!!!
「お~い暁希~?」
「やっやっや!呼ばないでぇ!!」
って言った時には時、すでに遅し…
「なんだよ大声出すな、うるさい 聞こえてるし」
「わりぃわりぃ、ほら 稚捺ちゃんと梛咲ちゃんだよ」
「…は?」
出たぁぁぁぁぁ!!斬藤暁希!!!
「お前、呼んでたのか? 輝夜」
なんだ、もうオーラ通り越して殺気を感じる…。
「ちげぇよ~ 偶然だって!」
輝夜くんは何にも悪くないのにぃ! ほんとにごめんなさい…
真犯人は、 
------ギロッ!!!
「う”っ…」
「梛咲~~~~~~?」
「「っは?」」
2人して梛咲が怒られてるのを不思議がっている…
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