一日で君を好きになる
「うわっ…」
私は思いっきり顔を引きつらせた。
屋上から下を見下ろすと…。
「葵ー!!お前、顔緩みすぎー!!」
「鈴木さんって、意外に大胆な事するんだねーー!!」
「お幸せにーー!!」
大勢の生徒達が、私の事を見上げていた。
いや、生徒だけじゃなく、先生まで見てるし…。
それによく見ると、マヤ達の姿もある。
「どうしよ葵!めちゃくちゃ見られてる!!」
恥ずかしさのあまり、私は葵の胸に顔をうずめる。
「まぁ、ええんちゃう?」
そんな私とは違い、葵は余裕そうに笑った…。