tender dragon Ⅲ

眠そうな希龍くんは、あたしの髪をサラサラ撫でて笑う。

今にも寝てしまいそうだった。


「希龍くん眠い?」

「ん、眠い」

「服着ないと風邪引くよ」

あたしはすぐに着たけど、希龍くんは上の服を着ていない。

「ん…」

あたしの言葉も届いてない。

目を閉じてしまった希龍くんは、あたしをギュッと抱きしめて

「おやすみ…」

なんて言って、額にキスをした。


「んふふ、おやすみ」

きっともう寝ちゃってるから聞こえてないだろうけど。


優しく抱きしめてくれる希龍くんにドキドキしながら、あたしも頬にキスをして目を閉じた。

-END-
< 82 / 104 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop