好きになったのは、一匹狼でした。



うーんと考えていると、スタスタと先に歩いて行ってしまった梶野くん。



「あっ!梶野くん、待ってよ!」


「………」


「梶野くーん!」


「………」


「梶野くん、好き!」


「………俺もだし」



少し照れたように言う彼に思い切り抱きついた。






あたしは今日も、


梶野くんに恋してます。




END






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