永遠に君を


高校生になって初めて一人で

食べる昼食 … かも。

嬉しいような嬉しくないような。

いつもの うるさい宮杉が居ないと案外

静かで、寂しくも感じる。

でも、どこか嬉しさも感じる。

… さてと。
早くお昼食べに行こう。

そう思った時、私の肩に何かが触れた。

「 … ん?」

「学校の近くの公園に来てほしいって男子が … 言ってたよ … ?」

見るからに真面目で弱そうな男の子が

私にそう告げたのだった。

私の事も少し怖そうにしていたけどね。

呼び出されるような事はしてないはずだけど。

「面倒なんだけど」

「行かないと、危ないよ … ?」

それ、行っても危ないと思うのは私だけ?


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