ヤンキー君とまさかまさかの同居!!?

テストの後のご褒美!!?

あれから、少したって。もうすぐ2学期の中間テストです。


もちろんわたしは竜我に勉強を教えてもらってるんだけど。

「ねぇ、ほんとに塾とか行ってないの?」

先ほどから何回同じ質問をしてるのか分からない。

「行ってねぇって。何回聞くんだおまえ」

眉間しわを寄せて竜我が言う。


だってそんなの。誰だって疑うよ。自分より授業受けてない人のほうが自分より賢かったら。


「俺にも理解不能だな。」

やっぱり!!?竜我もそう思ってたんだ!!

そんな風に喜んだわたしが甘かった。

「なんでちゃんと事授業聞いてて、こんな解答になるのか。」

そう言ってわたしの努力の結晶、つまりは問題の答えを赤ペンで大きなバツをつける。


「あぁぁぁ!!わたしの努力!!!」

「こんなのは努力って言わない。」

バッサリ切り捨てる竜我。

ひどい・・・。



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