ヤンキー君とまさかまさかの同居!!?
本当にどこがいいのかなぁ?

遊園地?水族館?映画?

んー。どれも違う気が。


コンコン

悩みに悩んでいるとドアの向こうからノックの音がした。

「入っていいか?」

ドアの向こう側から竜我の声が聞こえた。

「いいよー」

竜我が入って来たので読んでいた雑誌をベッドに置く。

「まだ悩んでんのか」

呆れたように言う竜我。

おほほほ。全く決まらないんすよ。

「どうしたの?」

「あぁ、これ返そうと思ってな」

そう言って竜我が差し出したのは前にわたしが貸していた英語のノートだった。

「あ、忘れてた」

そう言えば無いな、と思ってたんだよね。

「ありがとな」

そう言って笑った竜我がすごくかっこよく見えた。

だから、こんなこと言っちゃんたんだと思う。

「ねぇ、竜我。」

「ん?」

「今日さ、一緒に寝てもいい?」





「・・・・・・は?」
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