大好きなんだよ!!



「次、一回転いく?」


「遠慮します。」



すごい勢いで首を横に振る私を見て、分かってるよって笑う高橋くん。


その顔を見ると、少し胸が締め付けられたような気がした。


もっと笑った顔が見たいって思った自分がいることに気付く。



私……


最近おかしいよ。



今だって男の子と普通に会話して、二人きりで遊園地にいるんだよ?



今までの私だったら、想像も出来ないことなのに。



―…もしかして…



男嫌い……治った?




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