大好きなんだよ!!
「…うわっ…めっちゃ濡れてるじゃん!!傘は?」
高橋くんは、慌てて持っていた傘の中に私を入れる。
そのせいで、一気に縮まった私と高橋くんの距離。
「……////」
――ドキン
体が密着している。
私の心臓が早く動き出した。
「瑛未ちゃん…冷たい。今日、傘持ってこなかったの?」
―…顔近いよ////!!
「…瑛未ちゃん?」
「……た、高橋くんが濡れちゃうよ!!」
「別に大丈夫だって!!瑛未ちゃんの方がヤバいでしょ!?」
火がついたように私の赤くなった顔を心配して、高橋くんが覗き込む。
――やめて…
こんなに近いとか無理なんだよ。
心臓が慣れない距離のせいかドキドキと音をたてる。
「あの、私…帰る!!」
「え…送るよ。」
走り出そうとする私の腕を高橋くんがつかむ。
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