三次元男子、攻略法。
「っっ!?」
いきなり聞こえた声に驚き慌てて振り返ると、そこには浜崎斗真の姿があった。
「な、な、なんでここに・・・・・っ」
顔をひきつらせながらそう言うと、
「俺も帰り道こっちだからに決まってんだろ」
と言った。
も、もしかして今までの話聞かれたりして・・・・・。
「てかお前、小学校の頃一緒の学校だったろ」
浜崎斗真はあたしのほうを見ながらそう言った。
その瞬間、サァーっと血の気が引いていくのが分かった。