秘密のお姫様【完】



沢山の女達を引き連れながら、自分のクラスに行こうとすると。




「「えええぇぇぇぇっっっ!!??」」




なんだ⁇





突然聞こえた叫び声?に驚いた俺は視線を声の方に向ける。





そこには、2人の女が必死に1人の女に向かって何かを話していた。





必死に話してる2人は佐山莉麻と、綾野美那なはず。





なんで知ってるかって⁇





昨日の入学式で美少女がいるって騒いでる奴らがいたからな。





まあ、確かに騒がれるだけあるな。





ここからだと距離があるからよくわかんねえけど。





遠くからでもかなり整った顔をしてるのが分かる。





でも、あの2人よりも騒がれてるやつがいたんだっけな。





確か名前が………、成宮瑠奈じゃなかったっけか?





入学式であいつが新入生代表挨拶をした時はかなり周りの奴らがうるさかったけど。





でも、あの時見た成宮瑠奈はすごく綺麗だった。





とは言っても、俺が座ってたのは端で一瞬ちらっと横顔が見えたぐらいだけど。




< 28 / 487 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop