【完】続・狼王〜全国一の暴走族とわたし〜
「おせーよ‼︎」


「ごくろうさま」


「おかえり」


「呼び出して悪りぃな…大和」


大河、朝陽、響くん、蓮がそれぞれ彼に声をかけた。


「あぁ、ただいま。大丈夫。

で?全員揃った感じ?」


「ん。じゃあお前らに改めて紹介するわ。

…………おい、何してんだ?」


たぶん、最後の言葉は私に向けたものだろう。


だって私今、みんなのほう向かないで顔隠して体育座りしてるんだもん。

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