【完】続・狼王〜全国一の暴走族とわたし〜
「…消えろ。俺に近づくな。」


俺はそう言って女の顔に目掛けてタオルを投げつけた。


そしてさっき座っていた場所に戻ると美玲が居なかった。


気になって電話を掛けたが出ない。


近くにいた男の店員に、


「ここにいた奴、知らねぇか?」


「あぁ!そのお客様なら呼び止めたんですが…走って何処かへ行ってしまわれました。」


ちっ、どこいったんだよ!!


俺は店を出て、美玲を探しに行った。


〜蓮司side end〜
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