ナンパ男との恋【番外編】
目が合ってしまい

とっさに目をそらし
少し
距離をとった。

び、ビックリした・・・

その前に

今の態度は

かなり露骨すぎて

変に思われたんじゃ・・・

っていうか・・・

何よ、もう・・・
いきなり顔が近いと


ドキドキが
おさまらないじゃないか・・


輝樹といる時みたいに

何か 変に意識して

これは ヤバイ。


本気でヤバイ。

どうしたのよ、私。


これ以上は 無理だ。



「わ、私 もう帰る・・」


「え?何で!?」


「用事思い出したから・・」

変に意識してしまって

目すら合わせられなくなって

逃げるように帰ろうとする私の手を掴み


「いきなり どうしたの?
俺 何か 気に障ること言っちゃった?」


「ちっ、違うの。
用事思いだして・・・
ほんとーに ごめん」


手を振り払うように
店を出て

小走りに
家路についたけれど

まだ、

ドキドキがおさまらない。


何なの、これ・・・・









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