ナンパ男との恋【番外編】
ダメだ。
座ってるのも しんどい。

しばらく・・

5時くらいまで寝て・・・

夜ごはん作って・・・

お風呂入れて・・・

あとは・・・・・


・・・・・・・・・・・




「な・・・はるな」


あれ・・・輝樹?


私、寝て・・・

え!?うそ?寝過ごした・・



「ご、ごめ・・・」


慌てて起き上がろうとすると、


「起きなくていい」


「でも・・・・」


「ったく・・・具合悪い時くらい
意地はってねぇで
電話してこいよな・・・」


別に・・・・


「意地はってるわけじゃ・・・」


「お前 今の自分の体温知ってる?」


「え?・・・」


「39.2」


そう言いながら 体温計を
私の手の平に置いた。


いつの間に 体温測ったんだろう・・・

って・・・

39.2って言った?

言ったも何も 体温計見ても
普通に表示されてるし・・・

あー・・・数字を目の当たりにすると

やっぱ・・・

さすがに しんどくなった・・・



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