ケチャップのないオムライス【短編】


「雄一っ、ありがと…。

アンタがいてくれて良かった。さすが親友」



「親友、かぁ」

「なによぅ…、不服?」

涙を拭いて顔をあげると雄一は笑って言った。






「いや。光栄だ」





少しだけ雄一の眉が
下がっていたのは見過ごして、



私たちは二軒目に行くことにする。


End
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