Loneliness
押さえ込んでいた感情は、
もう死んでいるだろうと
思っていたのに。
まだ、心の奥底で燻っていた。
知りたくなかった、
本当の気持ち。
それを知ってしまった俺は、
どうすれば良いのかすらも解らない。
強くなった気でいた。
弱い自分は死んだ筈だった。
それなのに。
俺は……――。
嗚咽が漏れないように
必死に深呼吸を繰り返して。
誰も居ない独房で、
10年振りの涙を流した――。
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