呪信メール
まずは立川経由で、最初に直人を降ろすと、順番に全員をおろして行く。


最後に恵理子と二人になったとき、まぁ文句を連発されて、松田は真剣に恵理子との別れを考えることにした。


全員を送り終わると、自分のアパートを目指す。


何だか仕事以上に疲れた。


地方から出てきて以来、六年間住んでいるアパートにたどり着くと、松田は冷蔵庫から缶ビールを取り出して、

一気にそれを飲み干し、風呂にも入らないでそのままベッドに横になった。
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