呪信メール
「あっ」


「どうかしました?」


突然声を出した松田に、若菜が驚いて聞いた。



「いや、何でもない。ごめん」



――やっすーは法栄大学の学生である。もしかしたら、坂田くんか神崎くんと知り合いかもしれない。


松田は二人に聞いてみようと思った。
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