呪信メール
「ええ、目的地は一緒だし、どうせ八王子から行く途中だし」


「でも、それって遠回りですよね?」



「いや、まぁ、そんなにたいした距離じゃありませんよ。それより早めのランチにしませんか? 実はまだ朝飯を食ってなくて」


そう言われて若菜は時計を見ると、まだ十一時である。



「ええ、じゃあどこかに寄って行きましょう」


正直、全然お腹は空いていないけど、若菜は笑顔で答えた。
< 288 / 495 >

この作品をシェア

pagetop