電車であった彼女

｢えっ?｣


小さな声で驚きの声をあげる。


だって、携帯を開けたら『神宮 玲奈』って文字があったんだから。



僕は直ぐさまメールの内容を読んだ。



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件名:Re
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本文:そんなぁ（-＞_＜-）本山君の方からあたしの学校にきてもらったら悪いですよ(-.-;)
だったらN駅で待ち合わせしません??ほら、あたしが降りた駅!あそこなら本山君も定期を使えばいいしさ(*^_^*)
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本当に僕が会っていいの?


嬉しさのあまりに大声を出してしまいそうになるのを我慢する。



いつの間にか来ていた担任教師に見つかったら面倒なことがあるから。