サイコーに不機嫌なお姫様。
いつもならやめる。
やめるんだけど。
カットソーの下の裾から左手を入れて、腰から背中にかけて触れる指先。
なおの体が一瞬震える。
一一怖い?
ずっと繰り返していたキスをやめてなおの顔を見つめる。
いつもと違う俺に違和感を感じてか、思いっきり顔がひきつってる。
「……どうしたの?」
言いたくない。こんな感情。やきもちを妬くなって言っているなおにこんな感情があるなんて知られたら……
「別に……」