私の旦那様は特殊捜査官
「苦しいよ、パパ」

苦しそうな顔をして、結が怒る。



秀は笑って答える。

「大好きなんだ、しょうがないだろう?

ちょっとだけ、我慢してくれよ」


そんな二人の会話を微笑ましく見つめる。

結婚してから5年間は、

本当に穏やかで、幸せな日々だった。


大きな事件もなく、

秀が特殊捜査官として出動することはなく、

一警察官として、日々を送っていた。


警察官のパパ大好き。

5歳になった結の口癖。

結の夢は、大きくなったら、

パパみたいな警察官になる事だそう。

頑張れとは言うものの、

私も秀も、結には、普通の職業についてほしいと思う。

警察官は、本当に大変な仕事だから。
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