好きだなんて言わなければよかった【完】


だから、そんな小夜子が泣くなんて…前代未聞。



というか、



「…ふふ、小夜子もなんだかんだで丸くなったよね」




「うっさい!…あ、もうっ!紗綾が変なこと言うからぁ〜、うっかり素が出ちゃたじゃん」





そう言い合うと、私たちは、顔を見合わせてニコリと、微笑み合う。





……なんだか、久しぶりに心の底から笑えた気がした。





< 133 / 404 >

この作品をシェア

pagetop