好きだなんて言わなければよかった【完】


私は、真生にちゃんと私のことを好きになってもらいたくて…精一杯努力してきた。




オシャレや、メイクにだってすごく気をつかったし、




会話だって、真生が楽しめるように自分から頑張って話しかけた。



それなのに、




何も…努力してない紗綾ちゃんを好きだなんて…理不尽すぎる。




…そう思った。




結局、真生とは、私が真生についていけない…というか、脈なしだと思って、別れを切り出す羽目になっちゃったし…。




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