エクスタシー 2 〜極貧のオンナ?〜
あたしは画廊へと向かいながら、機長の大島にも電話を入れた。

いつもの可愛い声を意識しながら
「キャプテン。これからちょっと、六本木まで出て来て頂けません?」
と、誘った。

大島は飲みに行くとでも思ったのだろう。

「行く行くーっ」
と、いつもの軽さで答えた。

ふっふっふ……。

あとは尚道だ……。
< 263 / 280 >

この作品をシェア

pagetop