幼なじみは年の差7歳


「やり直そう。俺が傍に居るから」


先輩の傍には誰かが居なくちゃいけない。

その「誰か」は、多分俺。
自負するわけじゃないけど、そう感じた。


「良明……」

キスを求める瞳。


俺はそれに応じ、そっと口付けを交わした。




――良明。

麻実の笑顔が頭に浮かぶ。


麻実、ごめん……。
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