幼なじみは年の差7歳


「私も一緒に行ってあげようか?」

心配する麻実ちゃんに私は首を横に振る。


「大丈夫。ちょっと行ってくるね」

私は良明くんのところへ行く。

なぜかはわからないけど、“気持ち悪い”と感じることはなかった。


それよりもまず、謝りたいと思った。

だからなのかもしれない。



「ごめんね、呼び出しちゃって。
場所移そうか」


「うん」



良明くんに促されるまま私は歩みを進める。
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