私達の愛の形

仕事




中3の私に出来るまともな仕事なんて


きっとないだろう。




でも、これ以上篤哉にも甘えられない



「やっぱり…アレしかないかな」




私は篤哉に買ってもらった洋服

アクスサリーをつけて

夜の街に出た。




そしてホテル街に来た




お金になる事は


こんな事しか思い浮かばなかった




「3のゴムでどうよ」


年配のおじさんに声をかけられた


三万か…


三万でゴムはかなりいいと思う


この時間特有の言葉


ある意味暗号のようなもの







私はずっと体を売って来た






はじめて売ったのは


小学校の頃だった
< 10 / 78 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop