私と兄の関係
「えー、これより平成20年の第60回の運動会を始める。生徒の皆さんは、頑張って下さい。保護者の皆さん、わざわざ見に来て下さってありがとうございます。では、今から始めます」

校長が言った。

まずは、整理体操から始まった。

プログラムごとでどんどん進んだ。

「12番女子400メートルリレー」

とうとう由梨の番だ。

俺は、由梨を見た。

とうとう由梨が走る番。

由梨、頑張れ。

俺は、強くそう願った。

由梨と宇野さんは、同じぐらいだった。

最後、由梨が宇野さんを抜かした。

「ヤッター」

俺は、大声でつい立ち上がってしまった。

「こらっ、白井。静かにせんか」

先生が言った。

「すいません……」

俺は、そう言って座った。

周りに笑われてた。

「15番男子騎馬戦」

とうとう俺の番だ。

俺は、ハチマキを巻いた。

俺は、1番上に乗ってハチマキを奪った。

俺は、どんどんハチマキを奪って行った。

あっと言う間にハチマキを皆、奪った。

俺のクラスが1位だった。

「よっしゃー」

「健斗、よく頑張ったな」

「白井、すごいな」

俺と雅人と近藤が言った。

こうしてプログラムは、順調に進んで運動会は、無事終わった。
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