私と兄の関係

「何? 若葉」

私は、言った。

「お兄ちゃんが来るんじゃないの?」

若葉が言った。

悪いけど、今はお兄ちゃんの事何か聞きたくない。

「今日は、いいの。じゃあーね」

私は、そう言って帰って行った。

「おかえりー」

お母さんが言った。

私は、すぐに部屋に行って顔を埋めた。

コンコン――

「由梨、ごめん・・・・・・もうあんな事しないから・・・・・・」

お兄ちゃんが私に謝った。

その言葉、信用出来ないよ・・・・・・

でも、もういいの。

雅人君の事は、諦める。

だってお兄ちゃんの言う通りだもん。

「雅人君の事ならもういいの。私も言いすぎてごめんね・・・・・・」

私は、言った。

「確かに雅人は、今彼女居るけどもしかしたら由梨の事好きになるかもしれないよ?」

お兄ちゃんが言った。

そんな事言われたら期待するじゃん。

雅人君の事、諦めれないよ・・・・・・

「本当?」

私が言うとお兄ちゃんは、「本当だよ。由梨は、可愛いから雅人だって由梨に惚れるって」と言ってくれた。

おせいじかもしれないけど、その言葉が嬉しかった。

お兄ちゃんは、私の事励ましてくれてるんだね。

「うん。私、頑張って見る」

私は、言った。

「おお。頑張れよ」

お兄ちゃんが言った。

なのにお兄ちゃんの嘘つき。

どうして雅人君にあんな事言ったの?


< 18 / 240 >

この作品をシェア

pagetop