【完】最強の男に寵愛された姫
私はそれまで捨てられないように頑張った。





でも、『姫華の好きなように生きなさい。無理に頑張らなくていいのよ。捨てたりしないわ。こんなに可愛い娘ですもの。』そう言って笑ってくれた。





昔からサボりぐせのある私にはお母さんの言葉に救われた。





お父さんも『何か欲しいものあるか?何でも言っていいんだぞ?可愛い娘のためだ。』優しく頭を撫でてくれた。





私の人生は10歳の時に1度終わり、11歳の時に2度目の人生を歩んでいる。





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