【完】最強の男に寵愛された姫
もうそらそらで集団の真横・・・下を向きながら通りすぎようとした。





でも・・・





「ヤッベーっ!めっちゃ可愛くね♪」





一人の男に腕を掴まれた。





絶対顔見えてないよね?





誰でもいいってこと?





ムカつくんですけど・・・





「は、離して・・・?」





頑張って相手の目を見て言った。





涙を我慢して、だけどそんなの無意味だったんだ。





「誘ってるよーにしか見えねぇ~」





「どこにも誘ってないです・・・」





誰があんたなんて遊びに誘うのよっ!





心の中だったらいくらでも言える。





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