【完】最強の男に寵愛された姫
玲の愛が異常に変わるとき。
『愛してるよ、姫華』そう言って口角を上げる弟





玲が女の子を連れてるところを見たのは初めてだった。





近づいてきた女は数知れないだろう。





それでも、誰一人相手にしなかったのは玲自身を見ていくれる女の子は一人もいなかったから。





私も極道とだけあって誰も近寄ってくることはなかった。





男で極道に生まれると人は寄ってくる。





男はビビって寄って来ないことが多いけど、憧れやテキトーに因縁をつけてくる奴、少なくとも裏の人間の男は寄って来るに違いない。





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