【完】最強の男に寵愛された姫
私は泣きたくなった。





でも、ここでは泣けない。





お兄ちゃんが来るかもしれない。





そう思うと泣けないんだ。





私はブレザーを持って自分の部屋に入った。





運よくお兄ちゃんには会わなかった。





玲くんは帰ったのかな。





ブレザーどうしよ。





明日困るよね。





そんなとき・・・





「姫華・・・・」





玲くんの声がドアの向こうで聞こえた。





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