空色

優奈の決意

優奈side


「はぁはぁ…」

学校に着きボーっとしながら自分の教室
にたどり着いた


そしていつものように机にうつ伏せなった

あれから何分経ったのか分からないが
美春の声で起きた

「優奈おはよっー!」

「美春…おはよぅ」

「どうしたの?元気ないね…
てか、和人君は!まだ喧嘩してるの?」

「ううん、違うよ…私逃げてきたの」


私はそう言って美春の顔を見た


「優奈…どうしたのその顔!?
もしかして泣いたの?」

「うん…バレちゃった?」

私は美春にニコッと笑いかけた

「もう、優奈は!屋上行くよー!」

「えっ、授業は!?」

「今日はサボるの!1時間ぐらい大丈夫だって」

「そおだねっ」

美春は一緒にいるととっても楽しい
見た目によらず色んなことするんだもん


私達は屋上まで駆け出していた


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