ほんとは優しい私のオオカミ ①




くしゃっと笑いながら





サラサラっと簡単に置き手紙をテーブルに残し私の手をとった。






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ついた場所は洋風の小さな可愛いお家。




お庭にはたくさんの花が植えられていて彩っていた。





表札を見ると「東城」の文字。





東城って隼人の名字じゃ?





私が、質問する前に手を引いて家に入っていく隼人。





玄関を開けると、バタバタと足音がして8歳くらいの男の子が隼人に抱きついた。





「おかえりっ!隼人兄ちゃん」




隼人「おぉー。ただいま!健人」




健人と呼ばれた男の子はすぐに私に気づいた





健人「…お姉さん天使?」





天使!!?




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